2019/11/01 05:00
愛知県一宮市を中心とする尾州(びしゅう)産地。
木曽川流域の豊かな自然環境に囲まれ、
毛織物(ウール)の産地として栄えてきました。
糸から生地、そして加工まで一貫して行える産地は日本でも、尾州のみ。
その高い品質は世界中で評価されています。
尾州ならではの旧式織機
一日に数十メートルしか織ることができません。
しかしその生地は柔らかく空気をたっぷりと含み、風合いがとても良いのが特徴です。
職人の高齢化と技術の継承は、尾州においても大きな課題です。
日本のモノ作りが再注目されている今、
私たちは情熱の火を絶やすことなく、産地であり続けます。